久しぶり北海道紀行その3 ★小樽を撮ったる★ [散歩]
一年ぶりの北海道、久しぶりの小樽で散歩がてら撮影してきました。
初めて小樽の街を訪ねたのは初任配属で北海道に舞い降りた30年以上前。
当時の小樽は今のような観光の拠点にはまだなっておらず、小樽運河もドブ川のような状態。
うら寂しい雰囲気の漂う、ちょっと悲しく哀愁に満ちた街でした。
今はとても有名になったガラス屋さんもまだ街の片隅で細々と営業をされていました。
運河の埋め立て推進派と、埋め立て反対派の間で論争が長く続いていたけれど、最終的に
埋め立てるが一部残すことになり、現在の姿に。
その後小樽は観光の拠点としてご承知の通りの発展をしてきましたが、実際のところ街の経済状況は
大変に厳しいと聞いています。 札幌に隣接しているので小樽に宿泊する観光客は限られていて、
みんな素通りしていくのが一因なのでしょう。
そんな小樽ですが、自分にとって札幌に戻ればまず訪ねたくなるとても魅力的な街です。
今回は小樽運河のどん詰まり方向に向かって歩いてきました。
たまたま日本丸が停泊中でした。
突然意味のないショット
お盆の真っ盛り。この週はとても爽やかで過ごしやすかった。 その後また暑さが復活したようですが。。
製缶工場、この左側が運河になっています。
運河に出ました。
リキシャマン。
立ち入り禁止! 都市景観賞、文化的遺産の倉庫です。
運河から海につながる水路にかかる橋。 ここも以前よく撮りました。
北海製缶小樽工場、ロボコンのような煙突がとても好きです。
ここが運河のどん詰まりです。
小樽運河公園というところにでました。
恥ずかしながら存在を知らなかったのですが、「旧日本郵船(株)小樽支店 重要文化財」が
そこにありました。 中心部からちょっと離れているので観光客はほとんどいませんでした。
入口の扉に日本郵船のマークが。 今住んでいる横浜の家の裏に日本郵船ビルがあるのが奇遇。
小樽の繁栄した時期を象徴する、贅沢を尽くした建物でした。
二階には巨大な会議室が。
がらーん。誰もお客さんいないけんね。
壁際にあったヒーターです。 なんと贅沢な!
PRESS CAFEで一休み、とても雰囲気の良いお店ですよ。
前半に出てきた都市景観賞の倉庫です。築80年くらいとのこと。朽ち具合にそそられます^^
次に北海道に行けるのはいつになることやら。
まだまだ暑い日が続く東京で頑張って、次は雪の北海道に舞い戻りたいと思います。
以上で「久しぶり北海道紀行」 終了いたします、お付き合いありがとうございました。
横浜海岸通りの日本郵船ビルも素晴らしいけど、
小樽の日本郵船ビルも素晴らしいですね。
こういう建物は、見ていて飽きません。
by cafelamama (2012-09-03 08:36)
3月末に雪の小樽に行きましたが、寒くてどん詰まりまで行けませんでした。。。
もう一度、ゆっくり訪れたい場所です。
by Takashi (2012-09-03 12:41)
旧日本郵船、素敵に撮られていますね☆
今度ちら~っと寄ってみます^^
by mitton (2012-09-03 14:16)
おたるにまた行きたくなりますね!
7月に訪れた時は家族旅行だったので、
今度は一人で撮影旅行いきたいです。
by binpa (2012-09-03 15:37)
学生時代の友人が小樽出身で、その友人を頼って
35年ほど前にはじめて小樽を訪れました。
おっしゃるとおり運河はもっと汚くて街は今ほど観光化されてませんでしたが、
煉瓦の古い建物や、坂のある見所のある街でしたね。
当時はカメラを持っていなかったので、スケッチブックを持って
歩いたりしてました。カメラ持っていたら、上手い下手はともかく
いっぱい切り取りたい風景があったような気がします。
by そらへい (2012-09-03 20:34)
一緒に歩いている気分になりました。
何気にさらっと構図がいいですね。^^
by Sting (2012-09-03 21:37)
整然と並んだ椅子のショット良いですね。
今度、真似します^^。
by ボルチ (2012-09-03 23:17)
私は観光地化した小樽しか知らないのですが、
なんとなく味わいのある街ですよね。
もう一度訪れてみたいものです。^^
by キャロロ (2012-09-04 00:43)
学生の頃、バイクで北海道ツーリングに何度か出かけました。
小樽は、舞鶴からのフェリーが到着するので、北海道の玄関、
というイメージでした。
でも、北海道についたら直ぐに走り出したくなるので、
小樽には殆ど滞在しなかったです ^^;30年近く前になります。
こういう素敵な写真を拝見していると、
もっと当時の小樽を良く見ておけば良かった~と思います。
by 元山陽ちとせ (2012-09-04 03:44)
じぶんが知らない小樽がここにはありますね。 ^^
とっても新鮮な感じです。
ノスタルジー、いっぱいですね。
by moz (2012-09-04 05:12)
横浜も小樽も港がある街はどことなく同じ雰囲気が感じられます^^
日本郵船の建物へ訪れてみたいです。
by hrd (2012-09-04 07:03)
だいぶ前に小樽に行ったことがありますが、
とても素敵な街ですよね。
その頃は、まだ写真をやっていませんでした。
改めて美瑛や小樽、富良野とかに行きたいです^^
by itsuki (2012-09-04 16:54)
日本丸と人力車、グットタイミングですね!
小樽は随分前に行きましたが、ゆっくり写真を撮る暇がなかったので、
ゆっくり見せていただきました。
色んな被写体があって、楽しいですね。これを見つける目が私には無いので
とっても参考になります! 有り難うございました(^-^)V
by aya (2012-09-04 20:37)
cafelamamaさん、ありがとうございます。
海岸通りの日本郵船ビルは、は毎日帰宅の時にどん詰まりにそびえています。
古い建物がどんどん取り壊されてしまいますが、
いつまでも残っていて欲しいですね。
小樽の日本郵船ビルは観光客からは見放されているので、
とても静かで穴場ですよ^^
by tromboneimai (2012-09-04 21:55)
Takashiさん、ありがとうございます。
運河の端っこは、歩いて20分くらいの意外に近くにあります。
ちょっと外れると、観光客の喧騒から逃れられるので
一度訪ねてみてください^^
by tromboneimai (2012-09-04 21:55)
mittonさん、ありがとうございます。
何度となく小樽に行っていましたが、
あんな場所にとても雰囲気のある建造物が
あるのを知りませんでした。
ぜひお訪ね下さい^^
by tromboneimai (2012-09-04 21:56)
binpaさん、ありがとうございます。
そうですよね、旭川からだと札幌をこえてだから
そんなに気楽には行けないんでしょうね。
僕は思い立つと、カメラ抱えてバスに乗って
よく撮りに行きました。何度訪ねても新しい発見のある
街だったです。
by tromboneimai (2012-09-04 21:56)
そらへいさん、ありがとうございます。
35年前ですか。さぞや懐かしい思い出でしょうね。
冬の小樽は特に風情がありました。大きなつららが軒先から
伸びて、昔は除雪があまり丁寧に入らなかったので
飲み屋街の細い路地なんかは雪で1mくらい高くなったものです。
薄暗い喫茶店に入ると、石油ストーブの匂いにとても郷愁をそそられました。
小樽は、あの頃とそんなに変わらない雰囲気が残っている街だと思います。
by tromboneimai (2012-09-04 21:57)
stingさん、ありがとうございます。
いつも撮ったまま時系列掲載なので一緒に散歩頂いた
気分になって頂ければ幸いです。
by tromboneimai (2012-09-04 21:57)
ボルチさん、ありがとうございます。
随分大きな会議テーブルに沢山の椅子が並んでいました。
100年近く前、鰊漁と石炭で大繁栄していた小樽を
象徴するようなテーブルでした。
by tromboneimai (2012-09-04 21:57)
キャロロさん、ありがとうございます。
大半の観光客の方は運河沿いの駐車場と
お土産屋さんの間しか歩いていないように思うので、
ちょっと喧騒から離れた場所をぶらぶらするのも
良いですよ。
by tromboneimai (2012-09-04 21:57)
元山陽ちとせさん、ありがとうございます。
僕も昔はオートバイに乗っていたので、フェリーから降りて
上陸したときのワクワク感、良く判ります。
さあ走るぞ~という時にその街に長くは留まりませんよね^^
何れゆっくり訪ねてみてください、くれぐれも観光ルートに
呑みこまれずに。
by tromboneimai (2012-09-04 21:58)
mozさん、ありがとうございます。
最近は小樽観光のメインはお土産やさんとガラス屋さんと
バカ高いお寿司屋さんになってしまって、本当に素敵な
街の雰囲気を味わわずに帰ってしまう人も多いような気がしますね。
中心部からちょっと外れると本当の小樽らしい雰囲気に出会えますよ。
by tromboneimai (2012-09-04 21:58)
hrdさん、ありがとうございます。
日本郵船の建物、いい感じでしたよ~
そのくせあまり知られていないので、独り占め状態でした。
横浜~小樽~函館~長崎~神戸 港町には共通な雰囲気ありますね。
by tromboneimai (2012-09-04 21:58)
itsukiさん、ありがとうございます。
是非、小樽再訪して撮影敢行下さい。
でもカメラをはじめる前はのんびり
散策できたのに、今はカメラ持つと被写体探しで
のんびりできない自分がいます^^
by tromboneimai (2012-09-04 21:59)
ayaさん、ありがとうございます。
小樽に日本丸がいたので驚いたのですが、
横浜に帰ってきてしばらくしたら、みなとみらいに
停泊していました。街歩きで撮影するの好きなのですが、
被写体探しに躍起になるのでなんだかゆっくり街歩きを
楽しめないような気がします^^;
by tromboneimai (2012-09-04 21:59)
日本郵船ビルはその当時は素敵な建物だったのでしょうね。
でもどんな建物でも人々に使われている時が一番華やかですね。
by ciscokid (2012-09-08 02:51)
ciscokidさん、ありがとうございます。
当時の小樽は札幌より人口が多く、さぞや
賑わっていたんだと思います。
今はそのころの歴史を観光資源にしていますが、
ちょっと街全体が地盤沈下してしまって
寂しい感じです。
by tromboneimai (2012-09-09 02:37)
若い時、私の義理の祖父が育った積丹に行く時、通った小樽、どこか明治の世界に乗り出す気風が感じられるそんな街だったという印象が残っています。
確か、弁慶号の走った北海道最初の鉄道も石炭を積んで、私の母の故郷の三笠あたりから、小樽まで走っていたように記憶しています。
今の小樽、その昔よりずっと観光地として整備されているようで、また訪れてみたくなりました。
by 老年蛇銘多親父 (2012-09-09 13:47)
老年蛇銘多親父さん、ありがとうございます。
積丹にご親戚がいらっしゃったのですね。
美国とか神居岬とか岩内とか、仕事も含めよく通いました。
小樽から石炭を船に乗せるのに、岩見沢・三笠から鉄道が早い時期に
敷設されていたのですよね。
小樽はすっかり観光地になっていますが、大型バスで来た人たちは
(中国・韓国の方も含め) お土産屋と駐車場の往復しかしていないように
思います。 じっくり小樽を味わう人は限られていますね。
是非、札幌もいいですが小樽をじっくりと味わってみてください^^
by tromboneimai (2012-09-10 00:05)