久しぶり北海道紀行その2 ★美瑛の丘★ [風景]
北竜の向日葵畑を後に、ここまで来たら寄らないわけにはいかない場所、美瑛に行ってきました。
ただ普段はあまり身動きしないようにしているお盆の真っ最中、だんだん車が渋滞気味になってきて、
辿り着けるか心配でしたが、何とか到着。
ゆっくりあちこち巡って撮影したかったですが、今回はほんのさわりだけ、次回また雪の季節に
再訪いたします。
ただトンボを撮りたかっただけなのに、さすが美瑛は絵になる。
いつもやみくもに走っているので、この場所この樹がなんという名前なのか実は知らないのです^^;
雲がいいねぇ~
すっかり禁煙できたけれど、セブンスターが吸いたくなった。
ちょっと不思議感ありませんか。
失礼しました。
一年ぶりに牧草ロールにご対面。 やっぱり北海道はいいのぉ~
昔々、初めて牧草ロールを見た時の感動が蘇りましたよ。
あと数日後にはまた灼熱の都内を這い回る生活に......
一日中雲を見て寝転がっていたかったです~
⇒ 続く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花は未だ咲かぬ北海道 [風景]
四月に入り忙しい日が続いていましたが、久しぶりにカメラを持ち出す元気が戻ってきました。
そんな先日の日曜日、空模様はちょっと怪しげでしたが、石狩の先にある厚田の方面に
ほんの少し春めいてきた風を感じながら、行って参りました。
といってもライラックも桜も梅も、花と言う花はまだ開花していないので、何を撮るか定まらないまま
出かけたわけです。
厚田の海岸、波はとても穏やかです。 海の脅威を目の当たりにした現在、逆にとても奇異な風景に
感じられる今日この頃です。
このあたりは「望来」と書いてモウライという地名なのです。
海岸を見渡す丘の上ぽつんと佇む「リップル」は、石窯で焼いたピザとパンがとても美味しい。
冬の間は営業していません、夕日が沈むまで営業しています、というとてもスローなお店です。
海岸を眺めながら食べるPizzaは格別です。
ここに来るたびに撮ることになる海岸線、ちょっと日本離れした風景ですよね。
丘の上に意味不明なゲートが。 この先立ち入り禁止だと。
ちょっと空模様だけではなく、風景自体が怪しくなってきました。
しつこく謎のゲートを撮っています。
じゃ~ん、突然現れた見事な「廃」風景に目を奪われます。
お洒落なカフェ撮影から一転、廃撮影モードに切り替わりました^^
海水浴場の手前、農家だったのでしょう、風化がどんどん進んでいます。
風の吹きすさぶ荒野の一軒家 といった風情です。
遥か彼方右手に目を転じると、また別の廃屋が。
深い水溜りに阻まれ、車は進めません。 だから黙々と歩いて進みます。
激しく風化が進んでいます。 それにしても絶対に何処かで見たことのあるソファだぁ~。
撮影にも力がこもります。
雰囲気を変えた仕上げで、もう一枚。
この場所にももうすぐ春が訪れるのでしょう。 「望来」とかいて、モウライです...
この場所でこんな風景を撮るつもりで来たのではありませんでしたが、
北海道の開拓の歴史を感じられる風景と出会うことができました。
また夏草が生い茂る頃に再訪してみたいと思いました....
次回記事をアップする頃には、桜の写真なんぞをゲット出来ていることを願いますが、
去年もそんなことをいいながら、結局載せられなかったんですよね(笑)
厳冬の日高路を往く ★ パート2 [風景]
前回からの続きの日高路です。
当てもなく走り続けますが、道は一本道、右手に海、左手に牧場の風景が続きます。
早朝マイナス12度の撮影からスタートしましたが、結局一日中気温が上がることはありませんでした。
海岸沿いの国道から折れて、少し山の方に入っていきます。
遠くに見えるのは日高山脈です。 山脈を伝ってずうっと右手の方に行くと襟裳岬のほうに
繋がっていきます。 山の向こう側は帯広です。
また牧場を見つけしばし撮影。 お馬さんたちは仲良しですねぇ。
馬のことは良くわかりませんが、とても毛並みのよさそうなお二人。
白いブーツは前足だったり後ろ足だったり^^ これからの活躍をお祈りいたします。
また海岸沿いを走ります。 JRの線路は本当に海に面していますね。
丸一日線路とつかず離れずしていましたが、結局列車は一回も見かけなかったなぁ。
テトラポット萌え♪
波しぶきも凍ります。
大好きな係留柱-ボラート & 錆びに萌えます。
やはり太平洋側は日本海側の荒波とは違い、穏やかな風景ですね。
また、日本海の荒波も撮りに行きたくなりました^^
あんなところに鉄橋があるけれど大丈夫かなぁ~
日がだいぶ西に傾いてきました。
列車よ来~い、と言っても来ませんね。 一体一日何本走っているのかな?
ちょうど夕日のタイミングでこんな場所に戻ってきました。
富川のあたりから眺めた沙流川です。
ところどころ凍結した川面に夕日が反射して美しかったです^^
こんな光芒も出てくれました。 これをもって夕日はお終いでしたね。
千歳まで来たところで突然の猛吹雪、高速も閉鎖になっておりやむなく国道を走りましたが
札幌に戻るまでに大変な時間がかかりました。
辿り着くと札幌の街は雪で埋もれてしまっていました^^;
一日中日高方面は好天だったのが、嘘のようでした。
厳冬の日高路を往く ★ パート1 [風景]
明日の天気予報、日本海側は吹雪模様の雪、でもうって変わって日高方面は何故か晴れマーク。
10:00pmに速攻ベッドに入り、3:00amに起床。
そのまま眠っていたい寒さ。 それでも何とか気力を奮い起こし家を出ました。
こちら、年が明けてからとても寒い日が続いています。
この朝も出発する時点は-10℃でしたが、一日中殆ど気温の変化ありませんでした。
日高自動車道を降りるとこんな気温になっていました。道路が良くしまって走りやすいです。
何だか夜明けが近づいてきたけれど、ポイントも決まらず右往左往していました。
結局この場所からは日の出は見れなかったのでした^^;
暫く走ると白鳥の姿をみつけ、しばし戯れました。
海岸べりに餌箱があり、一袋20円の表示。 お財布車の中だったので後でお支払いする
ことにして、撒き餌。 遠くからも鳥さんたちが集結してきました。
天気予報通り、今日の日高は晴れるようです。
岸の辺りは凍結しています。
と、そこへ登場したこの場所の主のような方。「ほほ~、ほほ~」といいながら餌を撒きはじめると
白鳥たちは大喜びでした。 因みに「あんた餌代払っていないべさ」と言われちゃいました^^;
白鳥とお別れししばし走行、脇道を入ると牧場がありました。
お馬さんも寒いのでしょう、防寒ウェアを着ていらっしゃいました。
ジロリ。
近づいて撮っていると、、
噛みつかれました^^;
牧場を後にまた日高路をあてもなく走り続けました。
・・・・・・・・・・・ つづく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
晩秋の美瑛 そのⅡ [風景]
・・・・・・前回の続きです。
美瑛の丘を後に白金温泉方面へ、青い池を目指しました。
晩秋の日は短いので、先を急ぎます。
最近はとても有名な観光スポットに...観光客が押し寄せていました。
驚いたことに午後2時頃ですが、氷結していました。 気温はそんなに低くはないのですが。
秋の日差しは弱いので夏の色とは異なりますね。
もうしばらくすると全面氷結し雪が降り積もり、青い姿は見れなくなりますね。
青い池を後に白金温泉へ。
スローシャッターで撮りたかったあそこに向います。
彼方には十勝岳と美瑛岳が...
見下ろすと、「白髭の滝」が美瑛川に注ぎ込んでいます。
地下水が湧きだしてできた滝なので、上に川は流れていません。
カメラの設定はビビッドにしていますが、JPEGそのままです。
橋の上からの撮影なので、アングルは限られます。
また雪が降り積もった頃に来よう...
反対側の美瑛川はこんな感じです。それにしても青い....
この先に「青い池」があります。
まだ4時前ですが防風林が赤く染まります。
そびえ立つ美瑛岳が西日で突然赤く染まりました^^
そして、あたりに霞みがかかりだしました。
刻々と変化する美瑛の風景に魅了された一日でした。
晩秋の美瑛 そのⅠ [風景]
秋も深まりつつある休日、やっとの思いで北へ車を走らせ、美瑛に行って参りました。
冬に向かって色が無くなりつつある美瑛でしたが、かろうじて緑の絨毯がそこここに残っていました。
多層構造に弱い僕。
夕景を撮りたかったのですが。 先日煙草をやめましたが、ここは「マイルドセブンの丘」でしょう。
僕は3mgをずっと吸い続けてきました。その前は6mg、その前はハイライト。さて何十万本吸ったことか・・・
この写真は11mmで撮りました。
恥ずかしいくらい彩度の高い設定でした^^;
やはり美瑛の丘は、気持ちがいいなぁ~
夏の青空とはやはり青さが違います。
まだ青々とした緑の絨毯が残っていました。 ”青々とした緑”というのは明らかに変だな^^;
農家の青い納屋と換気扇、 撮りたくなりました。
こんなS字カーブを見つけ....
沢山撮りまくりました^^
こっちは逆L字カーブ。
空と影を勘定にいれると、6層構造^^v 北の大地のミルフィーユや!!
僕は前ボケの天才です。 もとい! 前ボケは甜菜です。
所謂、砂糖大根ですね。
地中からニョキニョキ生えていました。 大地のガス抜きか?
初めて前田真三様の「拓真館」をお訪ねしました。 素晴らし過ぎる作品の数々に感動致しました。
氷山の一角! 美瑛岳かと思います。 既にすっかり雪化粧しています。
流れる大地のアート。
もう完全に冬山ですねぇ~
この後美瑛の丘を後にして、青い池~白金温泉方面に....
秋の弱い光の中、かろうじて天気は持ってくれました。
***** To be continued *****
真夜中の支笏湖 [風景]
相変わらず撮影に行けていないのですが、半月ほど前、念願の三脚を購入。
夜中の支笏湖に星空を初めて撮りに行った時の写真です。
三脚の扱いも慣れていないし、マニュアルで撮影するのも全く初めて。
人っ子一人いない深夜の支笏湖は漆黒の闇で、背後にヒグマが突然現れるような気がして、
ちょっと恐怖を感じながらの撮影でした。
記念すべき一枚目ですが、テキトーに露出を決めたらちゃんと星が写ったので感激^^
夢中で撮っていたらあっという間に夜明け。あまりの早さにポイントを決められずに
三脚抱えて右往左往するうちに日の出終わってしまった^^;
初めての夜中の撮影でしたが、なんとなく楽しさにはまりそうな気配。
これから闇をもとめての徘徊が始まりそうです。
冬の日本海の荒波を求め積丹へ [風景]
いつも仕事で通りがかると気になっていた冬の日本海の荒波を撮りたくて、帰省中で寄生虫の娘と連れだって行って参りました。でもイメージした荒涼とした怒涛渦巻く海鳴り演歌の風景は撮れませんでした^^
意外と穏やかな冬景色、イメージとだいぶ違う... 小樽にほど近い忍路(オショロ)あたり。
寒さはカンケーない、波があればいいのか。
とても静かで穏やかな風景だ、怒涛の日本海はどこに行った!
蹴飛ばすとこっちに倒れてきそうだ。
トンネルを抜けるとそこはだいぶ雪国、だった。
これが撮りたかったんですわぁ。
少し冬の日本海らしくなったところで、いつものマジックアワーが近づいてきました^^
おまけです^^ 帰ってこいよ~~♪